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「味が薄い」と感じたら要注意。味覚障害について

健康
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1.はじめに

歳をとると味の濃いものが好きになるとよく言うものです。ですが、極端に味付けが濃くなっているとしたら、味覚が異常を起こしている可能性があります。さまざまな病気を招く原因にもなるため、気づいたらすぐに対策を始めましょう。

2. もしかして味覚障害?チェックしてみよう!

味覚障害かもと思ったらこちらをチェックしてみましょう!

□ 甘味や酸味がわからない。塩味が苦く感じる
□ 同じ食べ物なのにいつもと違う味がする
□ 食べていないときでも口の中に苦味などを感じる
□ 調味料を多く使うようになった
□ 前と比べて食欲がない。体重が減った。

50歳前後から発症率が上がると言われる味覚障害。自覚しづらい無意識のうちに濃い味付けを好むようになるため、調味料が増えて生活習慣病などを引き起こす原因になります。

1つでも当てはまる方は早めに対策を始めましょう。

3. 味覚障害はなぜ起こる?

新型コロナウイルスの自覚症状として関心を集めている味覚障害。
下にある「味蕾(みらい)」という味の感覚器が機能しないために味を感じにくくなる状態をいいますが、実は加齢とともに誰もがなりうる「老化減少」でもあります。

3.1 原因① 「舌苔(ぜったい)」が溜まっている

舌の表面に付着した最近や食べかすのことを「舌苔」といいます。この舌苔が厚くなると味蕾が覆われてしまうため、味覚障害となります。

3.2 原因② 加齢による唾液の減少

唾液は食べ物の味を味蕾に届ける働きがあります。そのため、加齢によって唾液が減ってしまうと、味蕾が味を完治できなくなります。

3.3  亜鉛の不足

味蕾の働きを活性化する成分である亜鉛は、糖尿病や高血圧などの治療薬の作用によって体外へと排泄されてしまいます。薬を飲む機会が増えている方は注意が必要です。

4. 放っておくと危険!味覚障害はこんな病気も招く!

味覚障害はこんな病気も招きます。

・高血圧
・糖尿病
・筋力や骨の衰え(食事の栄養が偏り、栄養失調になる)
・食中毒(食材の痛みに気づかず食べてしまう)

※知らず知らずのうちに味付けが濃くなってしまうと、生活習慣病の危険が増えます。

5.味覚を取り戻す3つの習慣

① 舌みがき (舌苔を除去して味蕾を働かせよう)

舌苔は普段使っている歯ブラシでも取れますが、よりきれいに取るのであれば専用の舌ブラシがおすすめです。分厚く溜まった舌苔も効率よく除去できます。ブラシをかけるときのポイントは、奥から手前に一方通行で動かすことです。一度の掃除に時間を掛けすぎず、毎日の継続が大切です。

POINT 舌の奥において→手前に引く

② ベロ回し体操 (唾液を増やして味を伝える)

口の中には唾液を分泌する唾液腺があり、これを刺激することで唾液量が増えます。そこで実践していただきたいのがベロ回し体操です。

歯茎をなぞるように舌を回すと、多くの唾液腺が刺激されて唾液が多く分泌されるようになります。

POINT 1セットとして1日3回セットで行いましょう!

① 口を閉じて歯茎の表面を上下それぞれ6秒かけてなぞる
② 1周したら逆回りをする
③ ①と同じ要領で裏側の歯茎をなぞる
④ 1周したら逆回りをする

③ 牡蠣とレモン(たっぷりの亜鉛で味蕾が活性化)

体内の亜鉛量を増やすには、毎日の食事が何よりも大切です。亜鉛を豊富に含む食材として知られている牡蠣を積極的に食べましょう。

より効率的に摂るのならば、レモンを一絞りするとよいです。レモンがもつクエン酸が牡蠣の亜鉛を包み込み、無駄なく体内へ吸収されて、亜鉛不足を解消できます。

6. まとめ

今回は味覚障害は老化現象でもあること、味覚異常は生活習慣病なども招く危険があることがわかりました。また、味覚を取り戻すためには、舌苔を取り除くこと、唾液量を増やすこと、亜鉛を摂ることを紹介しました。これらの対策を習慣にして、「おいしく健康な生活」を送りましょう。

自分の健康は自分で守る!!!
あなたが1日でも長く健康な日々を過ごせますように・・・❤️

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