高額療養費医療制度の引き上げとその影響
医療費が高額になった患者の自己負担を一定額に抑える「高額療養費制度」について、厚生労働省は11月21日の審議会で上限額を引き上げる案を示し、具体的な金額の検討を進めていくことになりました。そして、12月4日に、医療費が高額になった時に患者負担を抑える「高額療養費制度」の自己負担限度額を一律で5~15%引き上げた場合の試算を公表しました。(厚生省) 給付費は3600億~6200億円の削減につながり、保険料軽減効果は2600億~4300億円に上ります。今回はこの「高額療養費制度」について紹介したいと思います。