スポンサーリンク
スポンサーリンク

「健診」と「検診」の違いを知っていますか?

健康診断

「けんしん」って漢字でどう書くの?

「けんしん」という言葉には「健診」と「検診」という漢字があります。

この言葉の違いって知っていますか?言葉の意味を知ることで、健康診断を受ける質が変わってくるかもしれません。

健診は「健康状態を調べる」こと

健診とは「健康状態を調べる」ための診断を指す言葉です。病気を予防し、健やかな生活を送るため、一次予防・二次予防・三次予防という考え方があります。最近では、身近な環境を整えることで未然に病気を防ぐ「0次予防」も進んでいます。

0次予防…環境を整えて未然に病気を防ぐ

一次予防…病気にならないようにする

二次予防…病気になってしまった人を早期発見・早期治療する

三次予防…病気になってしまった人の後遺症の進行を防ぐ

検診は「特定の病気を早期発見する」こと

「健康状態を調べる」ための健診に対して、検診には「特定の病気を早期発見する」という役割があります。予防医学のうち、「二次予防」にあたるのが検診です。

例えば代表的な検診としてがんの早期発見を目的とした「がん検診」があります。検診には主に地方自治体が実施している「対策型検診」と、医療機関などで任意に受診できる「任意型検診」の2種類があります。

対応型検診

住民の病気予防のため、市町村などが実施している検診です。

例えばがん検診の場合は肺がん、胃がん、肝がん、大腸がん、乳がんの5大がんの早期発見が可能です。

任意型検診

医療機関が独自に提供している検診を指します。ABC(胃がん検診)や腫瘍マーカーなど。自費になりますが、自分で選択して追加する検診です。

人間ドックもお勧めです

健やかな生活を送るためには健康への意識を高め、健診・検診をそれぞれ上手に活用することが大切です。健診のなかでも、専門的な医療機器を駆使し、高レベルの診断を受けられるものを「人間ドック」と呼びます。

人間ドックは健診の一種ですが、がんの早期発見が可能なPET/CT検査や、上部消化管・大腸の病気を診断する内視鏡検査などが受けられるため、検診としての側面も持っています。自分の健康状態を調べたり、病気の早期発見をしたい場合は人間ドックの受診がおすすめです。

人間ドックは一度受診するだけではなく、継続することでよりいっそう病気の予防につながります。また受診結果をもとにして日常生活や食生活を見直すなど、受診後のフォローも大切です。

言葉の違いを理解し、自分が何のための「けんしん」を受けているのかを理解していると、自分の身体との向き合い方が変わるかと思います。

自分の健康は自分で守る!!!

あなたが1日でも長く健康な日々を過ごせますように・・・❤️

コメント

タイトルとURLをコピーしました