眠気覚ましに「コーヒー」を飲む方も多いかと思いますが、それ以外にも健康効果があります。あなたはどんな時に飲んでいますか？
飲み方を間違えると健康効果は台無しになってしまいます。これからその効果的な飲み方を紹介したいと思います。
1日３〜４杯のコーヒーで心疾患や脳血管疾患の発症リスクが低下する
コーヒーはカフェインの効果でシャキッと覚醒させる作用だけと思っていませんか？
実はコーヒーにはその他健康効果があるのです。
日本人の生活習慣と病気の関係を調べる「JPHC研究」に、日常的にコーヒーを飲む習慣のある人の病気や死亡率との関連についての調査報告（2015）があります。
全１１カ所でがんや循環器系の病気が少ない40〜69歳の男女9万人を対象に「コーヒーをほとんど飲まない」「1日1〜２杯」「1日３杯〜４杯」「1日５杯以上」という５グループに分けて検証を行いました。
結果は「1日3〜４杯」のグループが「ほとんど飲まない」グループに比べて死亡リスクが低いことがわかりました。
死因別では「1日3〜４杯」のグループで心臓病の病気、脳血管の病気、呼吸器系の病気で、いずれも発症リスクが低いという結果になりました。この調査でがんとの関連はみられませんでした。
コーヒーに含まれるポリフェノールが関連
上記の調査グループによると、コーヒーに含まれるポリフェノールの一種クロロゲン酸に血糖値や血圧の調整作用、抗炎症作用があり、またカフェインに血管や気管支に作用する働きがあることから、結果的に発症リスク低下につながったのではないかと考えられています。
飲み方注意！コーヒーはブラックで飲みましょう！
コーヒーは健康にいいことがわかりました。しかし、飲み方を間違えてしまうと逆効果となってしまいます。
砂糖入りのコーヒーは糖尿病のリスクに
コーヒーが健康にいいからといって、砂糖の入った甘いコーヒーを何杯も飲むのはやめておきましょう。砂糖の過剰摂取は糖尿病のリスクをあげてしまいます。
飲む時間帯は「午後１４時まで」に
コーヒーにはカフェインが含まれていますので、飲む時間帯を間違えてしまうと夜眠れなくなり、「不眠」につながってしまうこともあります。
午前中に飲むことをお勧めしますが、遅くても１４時までに飲むようにしましょう。
健康効果の高いコーヒーですが、
注意点を理解し、効果的に摂り入れ、仕事や生活のパフォーマンスを上げていきましょう！
私の大好きな「ライオンコーヒー」は香りがよく、とても美味しいです。
さいごに
コーヒーは適切に摂取することで、さまざまな健康上のメリットを享受できる飲み物です。しかし、個々の体質や健康状態によって影響が異なるため、自分に合った飲み方を見つけることが重要です。これらの情報を参考に、健康的なコーヒーライフを楽しんでください。
▼コーヒーのメリットについても調べてみました。こちらの記事も参照ください▼
コーヒーのメリットについて詳しく調べてみた：健康と美容に与える影響
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