はじめに
本日12月11日は「胃腸の日」です。日付は「いに（12）いい（11）」（胃にいい）と読む語呂合わせから。胃腸へのいたわりの気持ちを持ってもらいたいと日本OTC医薬品協会が記念日としました。本日は私たちの健康において重要な役割を果たす胃腸について考えてみましょう。
胃腸の働き
胃腸は食べ物を消化し、栄養を吸収する重要な器官です。胃では食物が消化酵素や胃酸によって分解され、小腸で栄養素が吸収されます。これにより、私たちの体は必要なエネルギーを得ることができます。
胃腸の病気
胃腸に関する病気には、胃炎、胃潰瘍、過敏性腸症候群などがあります。これらの病気は、ストレスや不規則な生活習慣が要因となることが多いとされています。
胃腸を休める必要性
現代人はストレスや不規則な食生活によって胃腸に負担をかけやすいです。定期的に胃腸を休めることが、消化器系の健康を保つために重要です。
例えば、断食や軽めの食事を取り入れることで、胃腸の負担を軽減できます。
胃腸にやさしい食生活
以下に、胃腸を労わるための食事のポイントを紹介します。
食物繊維を摂る：野菜や果物、全粒穀物を積極的に取り入れましょう。
発酵食品を摂る：ヨーグルトや納豆など、腸内環境を整える食品を意識的に食べることが大切です。
水分をしっかり摂る：適切な水分摂取は消化を助けます。
暴飲暴食を控える：暴飲暴食をしてしまうと、胃腸に負担がかかります。
刺激物を摂りすぎない：唐辛子などの刺激物は胃腸に負担がかかります。
おすすめレシピ
消化にやさしいおかゆ
材料
・お米 1合水 4カップ塩 少々
・好みの野菜（人参、ほうれん草など）
作り方
①お米を洗い、30分ほど水に浸します。鍋に水とお米を入れ、中火で加熱します。
②沸騰したら弱火にし、約30分煮込みます。
③野菜を加え、さらに10分煮て塩で味を調えます。
ポイント
白米には食物繊維が含まれます。おかゆは消化が良く、胃腸に優しい一品です。
胃腸にやさしいレシピ：かぼちゃのクリームスープ
材料
・かぼちゃ 300g
・玉ねぎ 1個コンソメ（顆粒） 小さじ1
・牛乳 200ml（または豆乳）
・塩 少々
・胡椒 少々
・オリーブオイル 大さじ1水 500ml
作り方
①かぼちゃは種を取り、皮をむいて一口大に切ります。玉ねぎも薄切りにします。
②鍋にオリーブオイルを熱し、玉ねぎを中火で炒めて透明になるまで炒めます。
③かぼちゃを加え、水とコンソメを加えます。かぼちゃが柔らかくなるまで15分ほど煮ます。
④１５分たったら、火を止め、ハンドブレンダーで滑らかになるまで混ぜます。
⑤再び火にかけ、牛乳を加え、温まるまで加熱します。
⑥塩と胡椒で味を調えます。
⑦器に盛り付け、お好みで黒胡椒やパセリをトッピングして完成です。
ポイント
かぼちゃは食物繊維が豊富で、消化にも優しい食材です。このクリームスープは、胃腸にやさしく、栄養も満点です。温かいスープは消化を助け、体を温める効果もあります。ぜひお試しください！
まとめ
胃腸の日を機に、日々の生活を見直し、胃腸を労わることが健康の維持につながります。医療の知見を参考にしつつ、自分に合った食生活を見つけていきましょう。健康な胃腸で、より充実した生活を送りましょう。
自分の健康は自分で守る！！！
あなたが１日でも長く健康な日々を過ごせますように…❤️
参考文献
田中義人（2020）『消化器の科学』、医学書院
山田美佐（2021）『胃腸の健康を守る』、主婦の友社
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