はじめに
具体的にこういった不調がある。とは言えないけれど、なぜかいつもと調子が違う気がする。
このような漠然として不調を感じることはないでしょうか。何が不調ともうまく言えない時、どのように対処して良いのか困ってしまうと思います。そのような時には、鏡の前に立って、顔の表情をじっくりと観察してみましょう。鏡で自分の顔を見ることのメリットについてお伝えしていきます。
鏡の前で自分の顔を観察してみよう
漠然な不調を感じたら、鏡の前に立って、自分の顔の観察をしてみましょう。
観察するポイントとしては
・血色(けっしょく)
・目のクマ
・肌のハリ
といった、細かな点にも注意してみましょう。
自分の顔を1分見つめるだけで、不思議なことに次第に気分が軽くなってくるのがわかるはずです。
自分の体調のことは自分が一番わかっている?
「自分の体調のことは自分が一番わかっている」と思いがちですが、実際のところ、心の不調は自分で気付けないケースが少なくありません。もしかすると、「どこかおかしい」と感じつつも、それを認めたくないという思いがそうさせるのかもしれません。
鏡に映った自分を見ることは「客観視」につながる
日頃見慣れた自分の顔ですが、客観的に見ることは、自分の体調確認のための機会となります。
心の不調に早めに気づいて、対処することが悪化の予防に最も有効です。
「客観視」はストレス軽減しやすくなる
客観視は、早めに不調に気がつけることだけでなく、見慣れた自分の顔を見るというアクション自体にもストレス軽減しやすくなることが知られています。これを「単純接触効果(ザイオンス効果)と言います。
ザイオンス効果
一般的には営業やマーケティングの分野で活用される用語。
例えばマーケティングにおける「ザイオンス効果」は、消費者が新しい製品やサービスに対して最初に印象を受ける際、その初期の経験が後の評価や購買決定に大きな影響を与える現象を指します。初期の良い経験が後の評価を高める効果です。
毎日見慣れている鏡越しの自分の表情は、単純接触効果が十分得られた、あなたにとっての格好の素材とも言えます。
必ずしも鏡を使う必要はありません。
例えば、スマホの待受画面にセルフ撮影した自分の画像を用いていれば、毎日自分の顔を見ることができます。それもストレスケアという意味で効果が期待できます。
表情を意図的に作ってみよう
鏡を見る際に、笑ってみたり、キリッとした表情してみたりと表情を意識することはないでしょうか?
「表情を意図的に作る」こと自体にも、ストレス軽減効果があると言われています。
それは、「作り笑顔」であっても構いません。
鏡に映ったあなたの表情は、最高のセルフケアアイテム
鏡に映ったあなたの表情は、日々慣れ親しんで見続けているあなたにとっては最高のセルフケアアイテムです。鏡で毎日見慣れた自分の顔を見て、にっこりと少し笑ってみるだけで、あなたの不安感がスーッと軽くなることでしょう。
さいごに
いかがでしたか。漠然とした不調を感じた時に、「鏡を見る」というセルフケアを行うことで、気持ちが軽くなり、不調軽減するということもあることがわかりました。からだの不調と思っていても、こころの不調であることもあります。からだとこころは密接な関係があります。何か不調を感じたら、自分自身のSOSだと感じとり、早めに対処することが悪化の予防となります。ぜひ、自分の顔を毎日見て、セルフケアを行なっていきましょう。
自分の健康は自分で守る!!!
あなたが1日でも長く健康な日々を過ごせますように・・・❤️
コメント